レプリソーム旅行記 Vol.21 デビッドソン大学

デビッドソン大学へ
画像の立て看板の通り、ステフィン・カリー選手の母校、デビッドソン大学(デビッドソンカレッジ)へやって来ました。

  
どこ?
詳しいロケーションはどこかと言いますと、場所はターヒールズやデューク大、州立大学ウルフパックでお馴染みのノースカロライナ州。
それぞれの大学から西へ約 200 km、ホーネッツのホーム、シャーロットからさらに 20 km ほど北へ行ったところにあります。

やっぱり工事
他の大学同様、やはり夏休みということで、あちこち工事をしています。
アリーナ付近までは歩くしかないとのことで、徒歩で向かいます。

赤と黒のバナー
チームのシンボルカラーである赤と黒のバナー。
目的地が近くなってきたことを実感させます。

ワイルドキャット
アリーナに向かって歩いていくと、目に留まりました。
チームのマスコット、ワイルドキャット・山猫の像です。
チーム名は、デビッドソンカレッジ・ワイルドキャッツ。

NCAAでは、チーム名がワイルドキャッツという大学が結構あります。
メジャーなところでも、ケンタッキー大、アリゾナ大、ビラノバ大、カンザス州立大はみなチーム名はワイルドキャッツです。

ちなみに辞書によると山猫のほかに、ノラ猫もワイルドキャットというそうですが、つづりが
 ノラ猫は、Wild Cat のように2ワードで、
 山猫は、 Wildcat と1ワードとなっています。

  
なぜワイルドキャッツ?
 デビッドソンカレッジのチーム名がワイルドキャッツになった経緯には、とあるフットボールの試合が関わっていました。
1917年11月10日、22名からなる、あまり恵まれていない体格のフットボールチームがデビッドソンカレッジを代表して、オーバーン大と対戦すべくアトランタへと向かいました。

オーバーン大は、南部で最も恐れられる強豪校の1つで、彼らは最初に対戦した4チームから141点を奪い、6点しか与えないほどの強さを誇っていました。
ある記述によれば、オーバーン大の面々は、巨大で、素早く、無敵、そしてこの試合ではすこぶる調子がよかった、とされています。
対してデビッドソンカレッジのスタメンは、平均 20ポンド体重の軽い選手たちでした。
そして当初の予想通り、試合はオーバーン大が支配して優勢。

ところが、デビッドソンカレッジのランニングバック、 A. R. "バック" フラワーズとクォーターバックの ヘンリー・スパンらによる、"bewildering array of forward passes(目の回るようなフォワードのパスのフォーメーション)" が功を奏し、オーバーン大を 21-7 で打ち破ります。
アトランタのスポーツ記者は、この試合のデビッドソンカレッジの活躍を、尊敬と畏敬の念を込めて次のように評しました。

小さな身体から繰り出される、防ぎがたい獰猛ともいうべきアグレッシブさはまるで、山ネコのようである。

そこでこれを機に、それまでデビッドソン大が呼ばれていた、赤と黒(Red and Black)、ブレスビテリアンズ(Presbyterians:長老教会派の者)、プレチャーズ(Preachers:伝道者)といった、大人しい呼び名を捨てて、このニックネームを採用することにし、以来、ワイルドキャッツを保持し続けています。

駐車場から
アリーナそばの駐車場です。
向こうに見える、赤茶色の建物がそれです。

全容
これが建物の全容。
上のヤマネコの像から駐車場の方へ歩いてくると、建物の全容が見えます。
名前は、ベイカー・スポーツコンプレックス(BAKER SPORTS COMPLEX)。
1989年に建設され、ベイカー家という一族に由来し、その一人、トンプソン S ベイカー氏は、この大学の1926年卒業生で、フットボールチーム大学史上最も強かった当時のメンバーであり、学生総代を務める優秀な学生だった、と紹介されています。

立て看板
立て看板によると、試合のない日はここの入り口は封鎖されているとのことです。
仕方なく別の入り口へ。
マスコットのロゴが入っているのが印象的です。

Harry L. Vance Athletic Center
いかにも入り口のような場所へ来ましたが…ここは、ハリー L. ヴァンス アスレチックセンター( Harry L. Vance Athletic Center )です。
え?アリーナでもなければ、ベイカー・スポーツコンプレックスでもない?。
ノースカロライナ大学のバスケットボール博物館と同様、アメリカでは建物の名前の他に、中の部屋やフロアに、別の名前がついていることがしばしばあります。
先ほども見た、白い立て看板の通り、ここからも入ることができませんでした。
更に移動します。

ゴミ箱
入り口への移動中に、こんな物を発見。
さきほどのバナーと同じ、チームカラーの赤と黒の2トーンカラーのゴミ箱です。
ゴミは赤い方へ、リサイクルゴミは黒い方へ捨てるようになっています。

右へ行くと…
さて、いよいよ入り口へ。
「右へ行くと、 Baker Sports Complex」
ようやく目的のところまで来ました。
ここまでの道筋もですが、建物の名前の関係性もかなり複雑です。

ベイカー・スポーツコンプレックスは、この大学の室内スポーツ(水泳、レスリング、バスケットボール、バレーボールなど)の公式競技場が一堂に会する建物ですが、対して、先ほどのハリー L. ヴァンス アスレチックセンターは、各種目のプラクティスコートなどが設置された、自チームのための設備が集った建物のことを指すものと思われます。

ガイドには、2015年の11月15日に完成した、と紹介されていますので、ベイカーコンプレックスに増設されたようです(2つの建物の中はつながっています)。

そして、次のページでご紹介しますが、バスケットボールコートのあるジョン・ベルク・アリーナはこのベイカーコンプレックスの一部となっています。

ここでは、建物の区分けは置いておいて、内部にどんな物があるのかご紹介します。

チケットオフィス
普段なら、ここでチケットを購入して入場ということでしょうが、本日は見学なのでフリーです。
左側に写るガラスのトビラから入場します。