レプリソーム旅行記 Vol.21 デビッドソン大学

おわりに
今回の旅行記は、デビッドソン大学近隣の街の風景をご紹介してお別れします。
画像は、冒頭の大学の看板のあった場所から、大学側へ100メートルほど、まっすぐ進んだT字路です。 ここ周辺には、色々なお店が軒を連ねており、町の中心地に近いためか、T字路には車が詰め掛けています。

街と町
規模としては、街というより町の方がふさわしいほどで、これからご紹介する地域を含んで3箇所しか、こうした開けた場所がありません(あとの2箇所は、画像の通りを数百メートル進んだところにあります)。

町の印象
背の低い建物が多く並んで、町全体がこじんまりしており、ヨーロッパの下町、ひと昔前のアメリカの町という印象です。

こじんまりと
すぐそばのシャーロットには超高層のビルはあるものの、ここでは3階以上の建物はほとんど目につかず、町は徒歩で散策できる、こじんまりとした規模にできています。
車で移動するのが前提となった日本にとっても、こうした風景はとても懐かしく感じられます。

ソーダショップ
筆者のお気に入りの1枚です。
青がかったグリーンのお店にはソーダショップの看板が掲げられています。
看板には、あいにくライバル社のコカコーラの看板が左右に掲げられていますが、実は、ノースカロライナ州はペプシコーラの発祥の地でもあります(ちなみに、コカコーラはジョージア州アトランタ)。

色使い
画像中央に小さく、さきほどのソーダショップが映っています。
右側のお店の色使いをみても、やはりどこか昔のアメリカ、ヨーロッパを思わせます。

木製電柱
この画像も雰囲気ありますが、写っている電柱は木製です。

お店の隣の…
このグリーンのお店も、いい雰囲気を醸しだしていますが、この周辺の建物で特徴的なのが、そのお店の隣の白い建物のような造り。
軒先や玄関に張り出すような屋根や軒があり、それらを支えるのが、パルテノン神殿のような柱であることです。

  
具体的には
具体的にはこんな感じです。
左はこの通りの建物で、どこか南北戦争時の南部で大プランテーションを営んでいた農家のお宅を思わせます。右は、デビッドソン大学の図書館です。

町でみかけたワイルドキャッツ
通りの思わぬところで、ワイルドキャッツに出会いました。
チームカラーで彩られたATMに、マスコットやロゴがプリントされています。

バナー
こちらのお店にはマスコットロゴのバナーが掲げられています。

ウィンドに
ウィンドには、デビッドソンの文字が。

チームカラーも
インフォメーションと銘打たれた赤い囲い、洋服屋の試着室ほどの大きさです。
これも、そして背後に見えるお店の日よけも、チームカラーと同じ赤です。

まるで
最後に建物を3つ。
まるで、アニメ トム・ソーヤの冒険で見たようなつくりのお家。今にも、窓を上へ押し上げ、柱をつたってトム・ソーヤが2階から下りてきそうな雰囲気です。

  
昔のアメリカ
ご紹介したお店の建物、画像のような建物、何かにつけて「昔のアメリカ」を感じさせてくれる街並みが、とても印象的なデビッドソン。
今回、ご紹介できませんでしたが、メインルートの77号から大学の敷地を示す看板までの間にも、開けた箇所があり、ラウンドアバウトという信号のない環状の交差点や、その周辺にはとてもきれいな建物があります(上でふれた、この周辺で開けた3箇所のうちの1つです)。

デビッドソン
画像は、大学から最寄の湖、ノーマン湖(Lake Norman)です。今回の旅行記、デビッドソン大学はいかがだったでしょうか。
昔のアメリカ南部を感じさせる街並みは、日本人である筆者に、江戸情緒を残す埼玉県の川越や千葉県の佐原のように感じさせてくれました。
同時に、同じ州でもノースカロライナ大やデューク大では感じられなかった、ライバル校だけでなく社会とも戦う選手の存在、南部の特徴でもあるアメリカの陰ともいうべき歴史にも触れる機会に恵まれました。

これからも、現地の様子や興味深いバスケットボールの情報にあわせて、アメリカの文化もお届けできればと思っていますので、今後ともよろしくおつきあい下さい。

おまけ
 今回は例年になく、機内泊が続く出張でした。
通常、日本〜アメリカの旅行の場合、日本→アメリカ、アメリカ→日本の便で機内泊になるのは当然なのですが、サンフランシスコからノースカロライナ州まで来る便でも機内泊だったため2日連続でした。

 無事にノースカロライナ州へ到着したものの、時刻は午前6時。
ホテルのチェックインは、早くても5時間後からで、この5時間はできれば買い付けに使いたい時間です。
とはいえ、汗をかき、ヒゲは伸び…では、仕事をする姿としてはちょっと不向き。
そこで思いついたのが、ショッピングモール。

アメリカのショッピングモールは、比較的、朝早くから入場することができ、テナントさんは店を開けていませんが、モール内の空調などは動き始めています。
そして、モールの中を端から端まで歩くと、かなりいい運動量になり、5ドルもあれば自動販売機で水分補給もできることから、朝から地元のご老人達が軽装で歩き回っています。

 この習慣を知っていたので、ショッピングモールのトイレで身支度をしようと思ったわけですが…やはり時刻が時刻なので、モールの入り口はまだ開門前でした。
数名のお客が入り口へ集い、私もその中のひとりなのですが、見慣れないヒゲ顔のアジア人が目立ったのか、年配の警備員から、
「ショッピングモールの門が開くまで入ってはいかん」
と注意を受けました。

開門時刻になると、着替えなどが入ったバッグを手に、一目散にトイレへと向かいます。
ようやく着替えができ、顔を洗い、ヒゲを剃っていると…誰かが入ってきました。
さきほどの警備員です。
内心、(ヤバい)。
客観的に自分を顧みると、やっていることはホームレスの方と同じで、本来の使い方ではない用途でトイレを使っているわけです。
さっきも立っていただけなのに、注意をするような厳格な人物だけに、また何か注意されるのかとドキドキしていましたが、鏡ごしに私と目があうと、
「仕事前の準備かね。ふむ、良い心がけだ」とだけ言い残して、その場を去っていきました。
「はぁ…どうも」
アメリカには、色々な方がいらっしゃいますが、私の口からはこの言葉が精一杯でした。

閉じる