今回は、2000-01シーズンから好調のダラス・マーベリックスについてお届けします。

レプリソーム旅行記 Vol.3 ダラス

クリスマス・・・
みなさんもご存知、アメリカで起きた同時多発テロ事件。
この前年も、シカゴ−NY−LAと今回と同じくクリスマスの時期に行きましたが、あの時ほど活気がないのに気がつきました。
なにか、やっと少し落ち着いてクリスマスを楽しもうか・・・というアメリカらしからぬ静寂さを感じました。


   
オーナメンツ&ツリー
大抵、こうしたクリスマスツリーには子供たちが群がっているのですが、誰もいない少しさみしい光景です。
まだ、イブには時間があるからだとは思いますが・・・。

夢・希望・平和
それでも子供たちには、これは大人気です。
『サンタさんと一緒に写真を撮ろう!』のコーナーです。行く先々でよく見かけます。サンタさん、子供たちに夢と希望と平和を!。

リユニオンタワーと旧アリーナ
さて、前置きはここまでにしまして、お待たせしました。
リユニオンタワーです。マーベリックスの選手のポスターやフォトなどの背景に必ずといっていいほど、よく使われていました。

シンボリックなタワーです。この近くには、JFK記念館もあります。リユニオンアリーナもこのそばにありましたが、すでに使われていないためか、人っこ1人としていませんでした。

アメリカン・エアラインズ・センター
マーベリックスの現アリーナである、アメリカンエアラインズセンター。
今回はご縁がなく、参加できませんでしたが、ここではアリーナ内を見学させてくれるツアーがあります。
ダラスへご旅行の予定のある方は、ぜひ参加してみてください!。そのあかつきには、ぜひご報告を!。

アリーナ周辺
バドワイザーなどのスポンサーやチームロゴのポスターです。
ダラスにはチケットのダフ屋はいませんとのこと、特にこの地域は厳しく取り締まっています。

 
   
都心部
アリーナ近辺のダラスの街並みです。
この他、JFK記念館、大きな会社のビル、ショッピングセンターなどなど集結しています。
お洒落なカフェらしきお店もあります。が・・・奥の巨大なモニュメントは一体・・・?。

スティーブ・ナッシュが通じない!?
今でこそダラスへ行けば、スティーブ・ナッシュのジャージはどこでも見かけますが、当時はアリーナでしか見ることは出来ませんでした。
色々なところで「スティーブ・ナッシュはないの?」
 と、尋ねると
「え?誰?それ」と返ってきます。
「ダラス・マーベリックスの#13だよ(現サンズ)」
 と告げると、
「お前さん、それスティーブン・ナッシュじゃないの?」
 との返事。

そうなんです。
通常、日本で“スティーブ”と呼ばれている名前は、地元アメリカでは「スティーブン」が正式な呼び方です(ちなみに、この時点まで知りませんでした)。なかなかアメリカの風習は難しいです。ウィリアムをビル、と呼んだりするよりは、それほど劇的な変化ではないので、まだわかりやすい方かも知れませんね。

ちょっとショック・・・
ダラスのプロスポーツで有名なのは、フットボールのカウボーイズ。行く先々で、カウボーイズのオフィシャルショップを、数多く目にしました。
買い付け先のスタッフに、

『アイバーソンやジョーダンのジャージがあるのに、マーベリックスの選手の物がなぜないんだ?』
と尋ねると

『アンタ本気かい?』と返事が、

『ここはダラスじゃないのか?』と聞き返すと、

『いいお店は売れる物を置く店さ、わざわざ日本からダラスへ来てマーベリックスかい?』と冷たく一蹴。

マブスの物を、はるばる日本から探しに来た人間にとって、手厳しい一言です。今では信じがたい話です。

おまけ
今回もやってしまいました。

 日本へ帰る便は、早朝発だったのですが、あいにく当日は朝から嵐!。
目の前には地平線が広がり、そこに雷光が大きく真一文字に大地へ向かって走っています。
普通なら30分で空港まで行けるところを、1時間30分もかかってしまい、乗るべき飛行機は遥か大空の彼方へ。
結局、翌日の同じ便を待つため、空港に24時間滞在することに。

 すでに3ヶ月は経っていましたが、折りしもテロ事件のあった年末。
怪しげな大きな箱(中身はNBAグッズ)を、かかえたアジア人が空港のベンチに、ジッと動かずに座っている様子は、現地の人からするとかなり異様で、不安を与えたような気がします。
話題に事欠かないレプリソーム、毎回トラブルに巻き込まれているような感がありますが、気のせいでしょうか?。
次回は、ノースカロライナ大学周辺の様子をご報告します。

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