旅行記Vol.13 Naismith Basketball Hall of Fame

Hall of Fame 概略図
Hall of Fame 館内の地図です。
1〜3Fまで吹き抜けとなっており、各フロアの外周(緑の中にある円状の黒い箇所)をグルりと回って、
3F→2F→1F
と降りてくるのがスタンダードコースとのことです。

ここでは1Fをご紹介します。

1F
Hall of Fame の1Fは、バスケットボールのコートになっています。左の画像は、2Fから見た光景です。
NBAのコートでは、チームロゴがあしらわれる場所であるセンターサークルにご注目。
入り口で見た、Hall of Fame のロゴが入っています。
早速、1Fへ降りてみようと思います。

天井
1Fに降りて天井を見上げてみると、吹き抜けであることがおわかりいただけるかと思います。
3Fで見た Hall of Famer らの写真が一望できます。

リアルに再現
電光表示のスコアボードが天井に設置されており、コートは観客席がないこと以外、NCAAやNBAのコート並みに凝った造りをしています。

シュートコーナー
こちらは柵の外からロングシュートを放つコーナーです。
しかもゴール下には、余興でプレッシャーをかけるためか、ブロックに飛んでいるオラジュワン選手の立て看板が印象的です。

壁には・・・
ゴールの向こうに見える壁には、両手下投げでフリースローをすることで有名なリック・バリー選手など、往年のプレイヤーたちのポスターが額に入れられ、飾られています。

そして、筆者もゴールに向かってシュートを試みてみます。記念すべき第一投のフックシュートは決まったのですが、これが余計な展開を招くことに・・・(詳しくは最後のページの“おまけ”にて)。

おや?
壁になぜか大量のゴールが・・・大勢の人が楽しめるように、というには、かなり密接して置いてあります。
ちょっと近づいてみます。

歴代のゴール
バスケットボールが誕生して以来、これまでに作られてきた歴代のゴールたちです。
バスケットボール誕生時には、ゴールは現在のネットの仕様ではなく、桃の収穫カゴを使っていました。当然、シュートが決まると、その都度、ハシゴを登ってボールを取らなくてはいけません。

また、収穫カゴの固い底に当たって、跳ね返ってボールが外に出た場合は、得点として認められなかったことを考えると、シュートを決めるのが現在より難しかったと考えられます(ゴルフのパットと同じルールなので)。

桃の収穫カゴ
観戦者からの妨害を防ぐため、ゴール裏にボードがつくようになり、桃の収穫カゴからネットになったことで、逐一ボールを取る必要がなくなりました。

その後、ボードにペイントが施され、レイアップシュートの時などに「当てる」四角形が導入されます。さらにアクリルのボードが登場し、屋外向けのボードも作られました。

ケイジャーと創世記
しばしばバスケットボールをする人のことを「ケイジャー」と表現しますが、その歴史をヒモ解くと納得させられます。

画像は、創世記のバスケットボールコート(プロ用)です。天井から白い線がたくさん走っていますが、これはコートを保護するネットを、吊り上げるためのワイアーです。
試合を観戦して白熱・興奮した観客の妨害や干渉から、選手や試合を守るため、コートには囲いのようにネットが設置されていました。
画像のネットは、ロープでできていますが、初期のネットはニワトリ小屋の針金や金網で出来ており、人間が鳥カゴ(cage:ケイジ)の中にいるように見えます。
このことから、
 バスケットボールをする人 = カゴに入れられる人 = Cager:ケイジャー
と呼ばれるようになりました。
現在と違い、かなり荒々しい環境で行なわれていたことが窺われます。
当時は環境だけでなく、バスケットボールが、「冬でも出来る・観戦できるフットボールなどの代わりの競技」というコンセプトで生まれたため、競技そのものも荒々しいものだったと言われています。
特にディフェンスでは、フットボールの面影を色濃く残しており、初期の頃から体を守るニーパッドなどが充実していたことも、80年代後半でバッドボーイズと呼ばれてはいたものの、当時のピストンズのハードなディフェンスが容認されていたこともうなづけます。
余談ですが、筆者の周りのアマチュアチーム(クラブチームやお遊びチーム)では、「当たりの強さ(= ファールはどこから)」が、しばしば話題にあがります。乱暴なのは良くありませんが、チームの管理や、バッドボーイズのような個性あるNBAチーム誕生のために、チームのコンセプトなど含めて、バスケットボールの歴史を振り返ってみるのも、いいかも知れません。
画像:NBAエンサイクロペディアP48から引用

トイレ
トイレの入り口にもこんな趣向が。
ブルズのマスコットを映した、大きな絵皿です。

お疲れさまでした。
下の『おわりに』をクリックして、最後のページへどうぞ。

Which Next?
1.はじめに
2.Hall of Fame 3F(Hall of Famersと歴史)
3.Hall of Fame 2F(バスケットボールの色々)
4.Hall of Fame 1F(歴代のバスケット)
5.おわりに