レプリソーム旅行記 Vol.12 DUKE大

上のフロアへ
先ほどの入り口から階段をのぼってコートに向かいます。
まずはコートにアクセスするための廊下に出ます。

おっ?
階段を上ってくると、いきなりこの景色に遭遇しました。
モノクロの写真からカラーの写真まで掲載してあります。

ダストボックス
これはゴミ箱ですが、大学のロゴが入っています。
凝ってます。
珍しい物を見ることが出来た喜びと同時に、これ・・・いくらなら売ってくれるんだろう?という、グッズ屋の悲しいサガが出ます。

廊下はこんな風に
廊下には、壁に飾られたいくつもの写真が続いています。
ちょっとこれを追いながら、進んで行きたいと思います。


      
ワンシーン
前回のトラブルにより、全部の写真をご紹介できないのが残念です。
各選手の活躍のワンシーン(パス・ジャンプシュート・ダンク)を撮影した写真です。


      
ダニー・フェリー
その写真の中でも、目立っていたのはダニー・フェリー選手。
NBAに入ってからは、かなり渋めの選手として認識されがちですが、当時は大学を代表するスター選手です。


      
試合の風景も
プレーのワンシーンだけでなく、こうした試合のワンシーンも飾られています。


      
古き良き時代も
モノクロの写真も。
現代のジャージとは違って、デザインがタンクトップ・・・というよりもランニングシャツに近い形をしています。 ショーツもピチピチです。時代を感じさせます。

ここでも・・・
と、歩いていると壁にこんな物が立てかけられていました。
大学のロゴの入った箱です。ここでも、グッズ屋のいやしい一面が・・・(これ捨ててあるんだよね?=持って行っちゃっていいんだよね?)。

もう一点、窓にご注目。
青いフィルムが貼ってあります。
外から見ると、大学のカラーであるホワイト&ブルーの2トーンが映えるようになっています。
最初のページ、アリーナ壁面でご紹介したように見えます。


      
床に・・・
次に目についたのは床です(画像)。
よく見ると、床にロゴがプリントされています(画像)。
ちなみに、画像の壁と壁の間、ここを通るとコートに出ます。

おや?
更に通路を奥に進むと、大きなショーケースが。

永久欠番選手
永久欠番選手を飾ったショーケースです。
正面からの撮影になります。
1つ前の画像は右側から撮影した物です。
もう少し詳細に見てみたいと思います。

その中には・・・
左から
 #32 クリスチャン・レイトナー選手
 #11 ボビー・ハーレー選手
 #33 グラント・ヒル選手
初優勝時の主要メンバーのジャージが飾られています。
また、中央にはトロフィーとメモリアルボール、その脇に盾と最終戦の物と思われるゴールネットが飾られています。

後方の壁には、永久欠番選手のリストが貼られており、ここにジャージの無い選手、特に80年代以前の選手については写真にて紹介されています。

#31 シェーン・バティエ
自分の背番号のボードを掲げるバティエ選手。
06-07シーズンからロケッツでプレーします。
右下のモノクロ写真に写っているのは、ダニー・フェリー選手、左下はアート・ヘイマン選手です。

逆側
上のショーケースを逆のアングルから見るとこんな感じです。
さきほどの物と比べて、格段に大きいロゴマークが床にプリントされています。

選手たち
写真の選手をもう少し細かく見ると、ジャージを模したボードを掲げるグラント・ヒル選手(画像左)、その下はジェフ・マリンズ選手、その隣はレイトナー選手、更にその上はジェイ(ソン)・ウィリアムス選手です。

ヒル選手は特別?
画像は、場所がちょっと変わってしまいますが、DUKE大学のプロダクトマネージャーさんのオフィスです。
壁に、サインが施された、グラント・ヒル選手実使用のジャージが額に入れられて飾られています。

すでにヒル選手が移籍したあとのデトロイトを訪れた際も思いましたが、在籍したチームではヒル選手が特別な存在として認識されているように思われました。
たとえ、ヒル選手がよそへ移籍、またはヒル選手の他に、有能な選手が在籍・輩出していても、デトロイトの人達、もちろんこの大学の人達も、ヒル選手に対する尊敬の気持ちを忘れません。

アメリカでは、学業とスポーツを両立させる選手を特に評価する傾向があります。これは、アメリカは日本と異なり、大学への入学が比較的容易な代わりに、卒業するのが非常に大変なためと考えられます。4年間大学でプレーし、きちんと卒業してからNBA入りしたヒル選手は、その実績とプレースタイルだけでなく、こうした点から、単なるスター選手としてのみならず、社会的にも評価され、尊敬を集めているようです。


      
Letter Winners
こちらの壁に掲載されているのは、Lett Winnerという永久欠番やHall of fameとは、また異なった賞に選ばれたアスリート達の名前です。
ヘッドコーチやコーディネーターによって選抜されます。


      
女子チーム
残念ながらまだ優勝経験のない女子チームですが、永久欠番に選出されるだけの実力をもった選手を輩出しています(#20 アラナ・ベアード)。これからが楽しみです。

コーチも
往年のコーチ、ヴィクことヴィクター・ブーバスコーチです。
当時の選手らの写真が囲むように、ショーケースを飾っています。
ショーケースには、彫像・盾・トロフィー、そして優勝時の物と思われるゴールネットが納められています。


      
Cameron Indoor Stadium
チームや選手・コーチの他に、このアリーナ自体の歴史も飾られています。
洗練されたデザインから、つい最近の物と思いがちなこのアリーナですが、すでに築60年を迎えています。 今までの例と同様、右側と左側からショーケースを挟むように、当時の写真が飾られています。

Cameron Indoor Stadium 2
ショーケース内には、金色の大きな「D」の文字が納められ、その壁面にはアリーナの設計見取図や建立に携わった人達の写真、今も昔も変わらず、席で応援する観客の写真が貼られています。


      
History
アリーナ敷地の測量から、実際の建築の風景、そして完成してから行なわれてきた種々の催し物や試合、これまでの歴史を物語っています。

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