レプリソーム旅行記 ランダムギャラリー 7

冬のボストン
時は、2010年12月、冬のボストンの朝です。
空気が澄んでいるせいか、窓から見える遠くの景色と空が鮮やかです。

初めての地下鉄
ボストンの街中は、東京など日本の大都市と同じく、車が混雑し、駐車料金も必ずしも安価とはいえないため、離れたところに駐車し、地下鉄にて移動します。

・・・が、この日は特別だったのか、2度ほど
「この車両は、この駅をもちまして車庫に戻ります。ここでお降り下さい」
という事態に遭遇しました。

ノースステーションまでの切符を買っていましたが、待っても、次の電車がなかなか来ないので、結局、途中からは徒歩で向かいます。
初めてアメリカの地下鉄を利用する筆者にとっては、かなりカルチャーショック(?)でした。

ノースステーション・TDガーデン
目的地に到着しました。
ノースステーション(ノース駅)のTDガーデン、セルティクスのホームです。
それまでのスポンサーの買収劇を背景に、地元では The Garden 、 The Fleet 、 Hleet センター、 Shawnut センターなど、色々な呼び名がありますが、現スポンサー、 TD Bank N. A. からとって、現在では、TDガーデンとされています。

ここはセルティクス他に、NHLのブルーインズ、ブレイザーズ(ラクロス)のホームでもあります。

壁には
ここは、上画像の場所から奥の方へ行ったところです。

ひさしがあることから、元は大きな窓だったと思われますが、現在、壁となったそこには、ハドルを組んだセルティクスの選手と、このシーズンにサンダーへ移籍する、ケンドリック・パーキンス選手の写真が飾られています。

バナー
やはり、ここがどこのホームコートなのかをアピールするかのように、街灯にはセルティクスのロゴが入ったバナーが飾られています。

中へ
それでは、中に入ってみたいと思います。

駅ビルのような・・・
筆者がノースステーションやアメリカの鉄道の駅に、足を踏み入れたのはこれが初めてで、日本人の感覚では、駅ビルにアリーナへの入り口がある、といった印象を受けます。

マクドナルドといった飲食店もあり、さながらコートの外にある、アリーナの通路のような光景も見受けられます。

柱には・・・
柱には、選手の写真がプリントされています。
2010年のセルティクスの中心選手と目されていたのは、ロンド選手でした。
童顔もあいまって、ボストンでは人気の高い選手です。

ゴール下の力持ち
サンダーに移籍してしまいましたが、ローポストやゴール付近で体を張っていた貴重な戦力、縁の下ならぬゴール下の力持ち、ケンドリック・パーキンス選手です。

シャキール・オニール
シャキール・オニール選手です。
#36のセルティクスのジャージには、1シーズンしか袖を通しませんでしたが、それまでの活躍から、インサイドの要として大きな期待が寄せられました。

もう一人のオニール
もう一人のオニール選手、ペイサーズでも有名だった、ジャメイン・オニール選手です。
使用規制が導入されてからも、トレードマークのヘッドバンドは欠かせません。

グレン・デイビス
グレン・デイビス選手です。
大きな体格に似つかわしくない、器用さを兼ね備え、シャキール・オニール選手やケンドリック・パーキンス選手が抜けたインサイドでの活躍が今後、より期待される選手です。

BIG 3
攻守にわたって、重要な仕事を任されるレイ・アレン選手。
決して欠かすことの出来ないBIG3の一人です。

Big Ticket
スリーポイントやリバウンドといった、特定のカテゴリーよりも、いるだけで存在感のあるケビン・ガーネット選手。
Big Ticket の異名をとります。
同じく、欠かすことの出来ないBIG3の一人です。

The Truth
ティム・ダンカン選手やコービー選手らのように、90年代のドラフトで、1つのチームでプレーし続けるポール・ピアース選手。
The Truth のニックネームでお馴染みです。
フランチャイズビルダーという言葉が、死語になりつつある近年においては、稀有な存在です。

ロンド選手の人気 1
今回の旅行記は、ロンド選手の人気を裏付けるような画像2枚でお別れします。

大抵、こうしたチームのジャージを売り出す場合、看板選手を立てるのが普通ですが、2010-11シーズンにおいては、BIG3を差し置いてロンド選手となっています。

もはや、セルティクスにおいては、BIG3ならぬBIG4と言った方が妥当なようです。

ロンド選手の人気 2
ところ変わって、こちらはショッピングモールの一角です。
ロンド選手の立て看板ですが、右手にはセルティクスのロゴが入った、自動車のナンバープレートを手にしています。

ここは、「セルティクスのロゴの入ったナンバープレートをゲットしよう」というもので、その上には「Support Children's Hospital Boston」とあります。
ちょうど、「この商品を購入すると、売り上げの一部が東日本大震災の募金に充てられます」ということと同じように、おそらくナンバープレート発行手数料か、ナンバーそのものの売り上げが、ボストンの子供病院に寄付されるようです。

次回は、2010年12月のHall of Fame 旅行記です。

これからも、現地アメリカのバスケットボールや文化・習慣などを、お伝えできるよう更新していきたいと思いますので、今後ともご覧いただければ幸いです(2011年9月2日)。

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