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レプリソーム旅行記 Vol.4 ノースカロライナ大

ノースカロライナの街
ハイウェイを車でとばすこと小一時間、林や森だけの風景からやっと人里に近づいてきました。
大学のメイン校舎も、もうすぐのようです。

同じ大学でも森に囲まれたデューク大と違って、城下町ならぬノースカロライナ大を中心に作られた大学町、のような印象を受けます。
正直、どこからが大学の敷地なのか、わかりません。

あっ!
見て下さい!ストリートの名前を示す標識と、ホテルの看板!。
普段グッズや、雑誌でしかお目にかからないNCのロゴマークや、Carolinaの文字がこうして実用的に使われているところを見ると、“ノースカロライナに来てる”と、非常に実感がわきます。

No DUKE!
アメリカでは、どのスポーツでも「地元」を大切にします。
例えて言うなら、阪神タイガースと関西地域と同じくらい密接な関係を保っています。
画像をご覧下さい。
交通標識のような「No DUKE」の手作りラベルが貼ってあります。
Tシャツにもという物がありますが(ちなみに逆もある)、隣町のライバル校に、こうしたキツいユーモアを言おうと思ったら、本当に信頼のおける関係を築いていないと通用しません。

あらっ?
近辺のお店にはノースカロライナ大学に関する物が色々、売られていますが、これだけはいただけませんでした。
画像のキーホルダーを見つけて大喜びで買付しました。が、よく見ると「ジョー・・・ドン?」。

疲れていたのか、ジョーダンだと思って購入した物は、実はよく見るとJordanではなくJordonになっているではありませんか!。
これをサイト上でご紹介するのは今回が初めてで、残念ながら正規品と見なせず現在もなおお蔵入りとなっています。

Tar Heel Cookies
ノースカロライナ関連商品であるのは、何も衣類やスポーツグッズだけではありません。
こんな食べ物まであります。
Tar Heel Cookiesのタイトルの他に、きちんと足型が箱の正面と横にプリントされております。

中身は・・・
肝心の中身ですが、たてが約 10 cm 、1 〜 2 mm くらいの厚さに焼きあがったクッキーです。芸も細かく、かかとのタールまで再現されております。

味は・・・厚さが薄く、食べ応えがないはずなのに、もの凄く甘いです。水かブラックのコーヒー、ストレートティーがないと日本人の味覚には、ちょっときつい代物です。

カロライナブルー
アメリカで水色のウェア類を物色すると、よくわかりますが、スカイブルーで済むところを、あえて“カロライナブルー”と表示されているのを、よく見かけます。
このストリートのいたるところにあるお店のほとんどは、壁・看板・ウィンドウ、どこかしらに水色をあしらっています。

SUTTON DRUG STORE
車を駐車して、しばらく歩くと、どこからかいい香りがしてきます。どうやら、このお店の中からのようです。
看板には、“ドラッグストア”と書かれていますが、日本の薬局というよりは、アメリカのドラッグストアは『薬も売っているコンビニ』というイメージがピッタリじゃないかと思います。

店内
店内に入ると、いい香りが充満しています。
見渡すと、薬、パン、お菓子や飲み物が棚に置かれ、(画像には写っていませんが)レジには、ノースカロライナ大学の学生さんらしき若い人が、列になって並んで順番待ちをしています。
「もしかして、ここはノースカロライナ大生、ご用達の店?」と、期待を膨らませながら、更に店内奥へと進みます。

カフェ
突き当たりまで来ると、ありました!カフェです。
美味しそうな香りは、ここから出ていました。
洋画に出てきそうな学生の集う、いかにもアメリカのカフェらしい、レイアウトです。

デカい!
とりあえず、席についてハンバーガーとコーヒーをオーダーしました。
やはりアメリカンサイズ、何より驚くのはその大きさです。
ハンバーガー1個が子供用の野球グローブなみにデカい。

そして、ダイナミックさはこれだけではありません。
テーブルに置かれている、赤い大きなビンが見えますか?。これはケチャップです。 ビンの頭を押すと、中身が出て来ます。
日本人の感覚からすると、この大きさはもはや調味料というよりは、ボトルシャンプーのビンです。

ところで・・・
店内に入ったあと、さっきから壁に貼ってあったり、天井からブラ下がっている写真がやたらと目につきます。
数枚、目を通してみると、新しい物や黄ばんでしまっている古い物が混在し、その多くがこの店内で撮影された物だということがわかります。

写っている人も様々で、背景と身長を比べると、かなり長身の人が写っています。
もしかして、「ノースカロライナ大のアスリート達じゃないのか?」と期待が膨らみます。

いた!
懸命に探してみると・・・いました!。
先日、引退したリック・フォックスです!。
もともと凛々しい顔だけに、若い頃の少しポッチャリした表情がなんとも初々しいです。

ジェリー・スタックハウス
この写真だけ、一番天井に近いところにあるため正面から撮影できませんでした。
ちょっとわかりづらいかも知れませんが、写真中央の青いシャツを着ているのが、ジェリー・スタックハウスと説明を受けました。

スコット・ウィリアムス
ブルズでは母校の後輩ということで、ジョーダンに可愛がられたスコット・ウィリアムス。
さわやかな笑顔が、なんとも印象的です。
今季からは、ジョーダンの後釜スターとして期待されている、レブロン・ジェイムスと一緒にキャブスでプレーします。
長年、色々なところでプレーしていますが、大きな選手にしては珍しく、息の長い選手です。

ヒューバート・デイビス
現ネッツのヒューバート・デイビスです。
もう10年もプレーしているベテランですが、当時はあどけなさが溢れるこの表情です。

ラシード・ウォレス
ブレイザーズ在籍時に、テクニカルファウルで有名になったラシード・ウォレスです。
上の選手達と違って、思い切りヒゲヅラです。
顔は今とあまり変わりません・・・というか、これは最近の写真なのでしょうか?。

マイケル・ジョーダン
やはり、ノースカロライナ大バスケットボールのスターといえばジョーダンです・・・が、どこを探しても見当たりません。
1年の時からスタメンで、すでに決勝戦でラストショット、ザ・ショットを放つようなスターだったためか、こういう場所には来れなかったのでしょうか?。
別格の扱いのように、天井ギリギリの高い所にジョーダンの写った当時のスポイラー誌が飾られています。

感謝
このお店で働いているご婦人に、日本から来ました、と告げると、これらの写真を紹介してくれました。
更に話を聞くと、このご婦人の姪御さんは、神戸に留学していたそうです。また、静岡県がノースカロライナ州と姉妹都市ということもあるせいか、とても歓迎・親切にして下さいました。
そのお礼に、以前、友人のために描いた私の手書きの絵のコピーをプレゼントしました(画像:ラシード・ウォレス)。

え?似てない?。
まぁまぁ、ファンのために描いた物ですから、良くも悪くもデフォルメは入ります。カンベンしてやって下さい。

NBAの試合を見たり、各チームのアリーナへ行くのも楽しいですが、こうした地元で、かつて彼らがいた場所の空気を吸うのも、なかなか新鮮でした。

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